パソコン代を稼ぐまで

本当のプログラマを目指すブログ

学生に万年筆を送るのは止めたほうがいい

今は昔、私が生まれる前、私の親の世代では、中学や高校入学の際に、記念に万年筆をプレゼントされていたようだ。

実際、私の父親も、じいちゃんから高校の入学式に貰ったという万年筆を持っていた。

だが私は父親から入学式に万年筆を貰ったことはないし、欲しいと思ったこともない。正直、貰ったとしても使い道も、使うこともなかったかと思う。

今どきの学校はシャープペンシルかボールペンだし、そのボールペンも摩擦熱で消せるインクのものが主流になってきている。

要は、消えないインクというのは使いづらいのだ。板書を写すノートでも書き間違いのために文字を消す。図の修正のために線を消す。そのような使い方のできない万年筆は今の学生には向いていない。 テストなどもっての他で、回答欄に誤って記述してしまったら万年筆ではどうしようもない。

テストと授業ではペンを変えれば良いと考えるかもしれないが、なぜ、そのような手間の多いことをしないといけないのか。

そして、今のノートは万年筆で書くことなど想定されておらず、万年筆で書くとインクが裏に滲出してしまう。となると、裏面は使えない、片面だけのノートとなってしまう。 そのようなノートを使うのは無駄であるし、ノート代もかかる。今時の学生向けのノートに、万年筆を前提にしたものなど見つからない。

更に、学生の環境は荒いので、ペン先をぶつけたらお終いの万年筆になんのメリットが有るというのだろうか。

社会に出て、自分でファッションのために万年筆を選ぶのであればまだしも、学生にそれを送るのであれば、その費用分、ボールペンやノート、電子辞書を与えたほうがよっぽど有意義だろう。

万年筆は一生モノというが、一つの万年筆を一生使える人などどれだけ稀なのだろうか。

以前の職場の経営者が何本か万年筆を利用していたが、3年間で2本の万年筆を駄目にしていた。これのどこが一生モノなのだろうか。

そもそも私の父親も、じいちゃんからもらった万年筆を持っていたものの、使ってはいなかった。使っていないのであれば、必然的にそれは一生モノになるだろう。

万年筆が好きな人に文句をいうつもりもないが、それを学生に送るなど、考え直したほうがいい。

自分の息子が免許を取ったときに、今時マニュアル車を買ってやる親がいるだろうか。万年筆を息子にプレゼントするなど、マニュアル車を買ってやるよりも質が悪いだろう。